夢が教えてくれること
夢日記を書いています。
いつもいつも夢を覚えているわけではないので、朝起きて鮮明だったものだけ、覚えているうちにだーっとノートに書きます。
これが、本当に覚えているうちに出来るだけ早く書かないと、ボロボロと書いている側から記憶があやふやになっていくのです。
目覚めた瞬間に忘れていく感じ。
だいたい細切れの夢を3本ずつくらい見ている気がするのですが、夢を見ていた順番もあやふやで、「あれ?こっちが先だったっけ?」と分からなくなります。
時間の流れすら夢の中では行ったり来たりしているのかもしれません。
目覚める寸前まで夢を見ていた感じなのに、瞬間でパッと消えてしまって、残念に思うことの方が多いです。
さて、夢日記が何の役に立つのか?
夢の中で起こることは、不思議なことも「これはそんなもの」という感じで、素直に受け入れていたりします。
つまり、常識にとらわれていない自由な心でいられる気がします。
夢の中の自分が、子どもになっていたり、少女になっていたり、男性になっていたりします。
見た目・身体すらも自由に変えられます。
私の夢の場合、たくさんの人が出てきます。
夢に登場する人は、全て自分自身(の投影)です。
自分の中に、いろいろな側面があることを教えてくれます。
時々、とても頼れるおじいさんやおばあさんが出てくることもあります(側にいるだけで安心できて、何かしら教えてくれる)。
有名人やアイドルが出てくることもあります。
出てきたモチーフなどを丁寧に見ていくと、今の自分の気持ちや身体の状態が分かったり、これからどんな風にしていったらいいのか注意やヒントをくれたりしていることに気づきます。
同じ夢を何度も見るときには「気づいて欲しい」という潜在意識からのメッセージということもあります。
セラピストの学びの一環で、夢日記をつけたり、夢分析をする前は、自分の夢がこんなに色鮮やかで、夢の中にたくさんの人が登場して、いろんなところでいろんなことを経験しているということを知りませんでした。
もちろん、その夢が自分にとってどんな意味を持っているのかも、全く意識したことがありませんでした。
ただ目覚めた瞬間に「あー楽しい夢だった」とか「怖い夢を見た」とか、そんな感じだけでした。
今思うと、勿体無かった…と思ったりもしますが、今このタイミングで見る夢だからこそ意味があるのだと思います。
何より、夢分析をすることで、自分の潜在意識とじっくり向き合うことになるので、自分のことをより深く知ることに繋がります。
自分のこと、意外と自分自身で理解していなかったりしますね。
外出を自粛して家にこもっていて、いつもより大分時間に余裕がある方、ぜひ夢日記をつけてみませんか?
あ、「夢をみた日付」と「夢のタイトル」、「目覚めた時の感情」も大事ですので、それも書いておいてくださいね。
そして夢の絵も描いてみることをお勧めします。
ご希望の方には、オンラインでドリームセッションも可能です。